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5月の健康:自分に合った紫外線対策を見つけましょう

kenkou0905_2晴れた日の外出やスポーツは楽しいものです。
健康・安全に過ごすために、炎天下や紫外線量が多くなる正午〜午後2時頃をなるべく避け、日焼け止めなど自分に合った対策を用意しておきましょう。


日焼け前のケア


◆日焼け止めに表示されているSPFやPAって、どういう意味?

肌に影響を及ぼす紫外線には、皮膚の表面に到達して皮膚の色を黒くし、しみの原因となるUV-Bと、皮膚の深部まで到達して、たるみなどの光老化を引き起こすUV-Aという、性質の異なる2種類があります。SPFとPAは、それぞれの紫外線を防ぐ効果の高さを表したものです。
■SFP(Sun Protection Factor)
UV-Bを防ぐ効果を示す値(1〜50の数値、50以上は50+)
■PA(Protection Grade of UV-A)
UV-Aを防ぐ効果を示す値(+〜+++の3段階)



◆私に合う日焼け止めの選び方は?

紫外線に対する抵抗力が高いかどうかによって、日焼け止めの選び方が変わってきます。日本人には、下の3つのタイプが多いといわれています。
▼あなたの肌はどのタイプ?
「日に当たると、すぐに赤くなってしまう」
紫外線に敏感なタイプです。SPFやPAの数値の高い日焼け止めや衣服で、しっかり対策しましょう。
「赤くなって、そのあと黒くなる」
日本人に最も多いタイプです。次段左の表を参考に、日焼け止めを使い分け、紫外線のダメージを防ぎましょう。
「すぐに黒くなりやすい」
紫外線への抵抗力は高い方ですが、ダメージが見えない部分で蓄積します。次段左の表を参考にしましょう。



◆日焼け止めの選び方、使い分け方は?

SPFやPAの数値を見て、目的に合わせて選びましょう。長時間屋外で過ごすときは数値の高いものを使いましょう。海やプールでは、汗や水でも落ちにくい「ウォータープルーフ」(耐水性)のものがおすすめです。日常の外出なら、数値の高くない日焼け止めで十分です。
<使う場所、目的によって使い分けましょう>
[散歩、買い物]SPF10前後 PA+
[庭仕事、スポーツ観戦]SPF20前後 PA++
[炎天下のレジャー、リゾート]SPF30前後 PA+++
[非常に紫外線の強い場所、紫外線に敏感な人の外出]SPF50前後 PA+++



◆紫外線は空から降るとは限らない

紫外線は、地面などからの照り返しのほかに、空気中のちりやほこり、水蒸気の粒などにぶつかって散乱しており、空気中のあらゆる角度から降り注いでいます。顔や肩のみならず、脚や腕の裏側なども紫外線が当たっているので、衣服や日焼け止めなどで紫外線対策を行いましょう。
○足元からも紫外線を浴びています
新雪……約80%
草地・芝生……10%以下
コンクリート・アスファルト……10%
砂・浜……10〜25%
水面…10〜20%
(直射日光に含まれる紫外線量を100%として、照り返しの光に含まれる紫外線量を表しています)



◆敏感肌です。日焼け止めは肌に良くないのでは?

敏感な肌は、紫外線の影響を受けやすいため、紫外線対策は特に大切です。低刺激の日焼け止めを使って肌を守りましょう。「ノンケミカル」と書かれた日焼け止めは、肌への負担の少ない紫外線散乱剤のみを使用しているため、敏感肌の方や赤ちゃんにもおすすめです。
<紫外線をカットする2種類の成分>
吸収剤…成分自体が紫外線を吸収します。伸びがよいのが特徴。
散乱剤…紫外線を反射・散乱します。
※お店の人と相談しながら選びましょう。



◆光線過敏症といわれました

光線過敏症の方は、露出する部分にPAの数値の高い日焼け止めを塗り、UVカット効果のある衣服や帽子などで、肌を紫外線から守りましょう。通常は症状がなくても、使用する薬により一時的に症状が出る場合もあります。医師や薬剤師の指示に従いましょう。
日差しの強い日中の外出はなるべく避け、外出時はしっかりと紫外線対策を。

アフターケア


◆お風呂に入っても、日焼け止めが落ちません

ウォータープルーフの日焼け止めの中には、石けんや洗顔料では落とせず、専用のクレンジングが必要なものもあります。商品の説明書に従いましょう。専用のクレンジングがない場合は、メイク用のクレンジングを使って落とすとよいでしょう。
※日焼け後の肌はデリケート。ゴシゴシ洗いは厳禁です。



◆赤くなるほど日焼けしてしまったら?

日焼けをして、皮膚が赤くなったり、ひりひりと痛みがあるようなときは、水でぬらしたタオルで患部を冷やしたり、カーマインローションなど収れん作用のある化粧水を塗りましょう。炎症が治まらない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
※ほてった肌は火傷状態です。放置せず、すぐに手当てをしましょう。



◆しみやそばかすができないようにするには?

日焼け止めなどで紫外線を防ぐほか、ビタミンCやEを積極的に取りましょう。ビタミンCはストレスや肉体運動、飲酒、喫煙などで消費されやすいので、心当たりのある方は特に気をつけましょう。ビタミンC誘導体など美白成分の入った化粧品は、使い続けることでしみ予防に役立つとされています。

日焼け止めを塗れない場所のケア


◆瞳を紫外線から守るには?

紫外線カット機能を持ったメガネやサングラスをかけることで、約90%の紫外線をカットできるといわれます。紫外線防止効果のはっきり示されたものを選びましょう。正面以外からの紫外線を防ぐため、レンズの大きめのもの、顔にフィットするものがよいでしょう。
※帽子や日傘も使えばより効果的です。



◆口唇ヘルペスを予防する方法はありますか?

口唇ヘルペスは、風邪や紫外線などによって免疫機能が低下すると発症しやすくなります。免疫機能の低下は、体が浴びた紫外線の影響によって引き起こされるので、UVカット効果のあるリップクリームで唇を保護するほか、顔・首など全身で紫外線対策を行いましょう。
※日に当たる時間を短くしたり、十分な睡眠で体を休ませることも大切です。



<参考文献>
『紫外線 環境保健マニュアル2008』(環境省ホームページ)
『64のケースで考えるOTC薬販売の実践問題集2』(堀美智子監修/じほう)
『調剤と情報 2006年4月号「紫外線と保健指導」』(じほう)
『スキンケア基本事典』(吉木伸子著/池田書店)

情報提供:クラスA ゲンキとキレイ

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