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8月の健康:夏の瞳のひとやすみ

毎日、目を酷使していませんか?

クリハラ薬局目の疲れや老化の原因は、毎日の過ごし方にあるかもしれません。目を必要以上に疲れさせていないか、振り返ってみましょう。
●パソコン、運転など、目を集中して使うことが多い
パソコンやテレビ、読書、運転などで集中しているとき、根をつめて作業をしているときは、まばたきが減る傾向があります。まばたきが減ると涙が目にゆきわたらなくなり、目が乾きます。意識してまばたきをし、ときどき休憩しましょう。

●外にいる時間が長い
無防備に夏の強い紫外線を浴びるのは、肌だけでなく目にも禁物。紫外線ダメージは、目の老化を促進し病気のリスクを高めるといわれています。紫外線カット効果のあるサングラスや、つばのある帽子などで日差しを避けましょう。

●メガネのほうが楽なのに、コンタクトをしている
メガネをかけるほうが楽と感じるのは、コンタクトレンズの度数が目に合っていない、ドライアイなどの原因が考えられます。特に違和感がなくても、コンタクトレンズを使用している場合は数カ月に一度、眼科での検査をおすすめします。

●最近、小さい文字が見えにくくなった
40歳代になると、ほとんどの人が「老眼」になり、メガネなどでの矯正が必要になります。そのままにしていると目に負担がかかり、目がショボショボする、重たいなどの症状が現れます。眼科を受診し、早めに対処しましょう。

●アイメイク命。マスカラはたっぷり塗る
マスカラの繊維やアイシャドウのラメなどは、目に入ってもある程度涙で流されますが、量が多いと流しきれずに目の中にたまり、充血を起こしたり、慢性結膜炎の原因になることもあります。つけ過ぎに注意しましょう。

 

「モヤモヤ」「ショボショボ」を解消 目を守る8つの健康習慣


目の健康を守るための主なポイントは、まばたきを増やすこと、視力に合ったメガネやコンタクトレンズを使用すること、そして紫外線を予防することです。普段から気をつけましょう。

<目を守る8つの健康習慣>
●うるおい対策● 目が乾いていませんか?


目をうるおわせているのは「涙」です。涙には、酸素や栄養を目の組織に供給したり、ほこりや細菌を洗い流すなどの働きもあります。涙の働きを正常に保ち、乾燥を防ぎましょう。

1.パソコンの画面は目線より下に

パソコンを使う場合は、画面が目線より下に来るように、画面の位置や椅子の高さを調節しましょう。画面が目線より上にあると、目を大きく開くために涙が蒸発しやすくなります。

●1時間作業したら15分休憩
パソコンの画面は非常に速く点滅する点の集まりです。見続けると、目はつねに刺激にさらされることになります。ときどき窓の外を見たり、他の作業をするなどして、目を休ませましょう。

●映り込みを避ける工夫も必要
パソコンの画面に光が映り込むと目に負担がかかります。窓にはブラインドやカーテンなどをかけ、太陽光が画面に反射しないように工夫しましょう。

●防腐剤の入っていない目薬を選びましょう
ドライアイの治療には、足りない涙を補う「人工涙液」の目薬が用いられます。薬局で購入する場合は、防腐剤無添加のタイプを選びましょう。ドライアイでは涙の量が少なく防腐剤が薄まりにくいため、防腐剤の成分が目の表面を傷めてしまうことがあるからです。製品を選ぶ際に薬剤師にご相談ください。

 

2.エアコンのかけ過ぎに注意

エアコンは空気を乾燥させるので、涙が蒸発しやすくなります。エアコンの風が目に直接当たらないように送風口を調整したり、ついたてなどを利用して風を避けましょう。加湿器を利用するのもよいでしょう。湿度は50%前後に調整しましょう。

◆エアコンの風のほか、タバコの煙も目を乾燥させる一因なので目に当たらないようにしましょう。

 

3.コンタクトは、ときどきお休み

コンタクトレンズを装用していると、涙を分泌する作用が鈍り、涙の量が減るといわれます。特にソフトコンタクトレンズは、目に密着するため涙が目の表面に均一に広がりにくく、レンズ自体に吸湿性があるので目の乾燥が進むことがあります。長時間の作業では、メガネと併用するのもひとつの方法です。

◆目の周りの湿度を維持するドライアイ専用のメガネや、メガネカバーも市販されています。メガネ店等で相談しましょう。

 

4.冷やすよりも温める

涙には水分と油分が含まれています。油分は水分の蒸発を防ぐ作用があり、「マイボーム腺」というところから分泌されます。蒸しタオルなどでまぶたを温めると、マイボーム腺のつまりが改善され、油分の分泌が促されます。休憩時には目の温パックがおすすめです。

蒸しタオルや加熱式のアイピローなどが便利です。
    ※加熱し過ぎないよう、十分ご注意ください。

 

5.目を洗い過ぎない

プールの後などに行う水道水による「洗眼」。昔と違い、今はゴーグルを着けていれば基本的に必要ないとされています。塩素で角膜が傷ついた目の表面の粘液が洗い流されてしまい、かえって細菌やウイルスに感染しやすい状況になるという報告があるからです。目の中を洗うのは、汚れた水が目に入ったときなど、必要最低限にとどめましょう。

◆目の汚れを流すのも涙の役割。洗い過ぎは目の自浄作用を妨げることがありますから気をつけましょう。

 

<目を守る8つの健康習慣>
●目の疲れ対策● レンズは本当に合っていますか?


見えにくいメガネやコンタクトレンズはもちろん、見え過ぎるメガネも、知らず知らずのうちに目に負担をかけます。レンズ選びや見直しは慎重に行いましょう。

6.処方せんを持ってメガネ選び

メガネやコンタクトレンズは、専門的な検査や知識のもとに処方されるものです。自己判断や簡易な検査によって選ぶのはリスクがあることを知っておきましょう。購入の際は、眼科で処方せんを出してもらい、専門の眼鏡技術者のいるメガネ店に持参するのが安全な方法です。

◆価格や手軽さだけでメガネを選んでいませんか。かかりつけの眼科や、信頼できるメガネ店で相談しましょう。

7.老眼鏡はライフスタイルに合わせて

老眼鏡と一口に言ってもレンズにはさまざまなタイプがあり、自動車を運転する、パソコンをよく使うなど生活によっても合うレンズが変わってきます。また、年齢とともに近視が強くなるなど、老眼と関係のない変化が現れることもあります。老眼鏡を作る際に、眼科で検査をしておきましょう。

◆近くを見る機会は多いものです。自分に合ったメガネやコンタクトレンズでストレスのない毎日を。

 

<目を守る8つの健康習慣>
●病気予防● 紫外線カットと全身の健康維持がカギ

目の病気のリスクは生活習慣によって変わってきます。栄養バランスのよい食事や紫外線対策を心がけましょう。栄養素では、緑黄色野菜などに含まれる「ルテイン」が注目されています。野菜もしっかり食べましょう。

8.サングラスや帽子で紫外線対策を

紫外線は空中で散乱しており、上からだけでなく目の横や地面からも降り注いでいます。サングラス、帽子や日傘などを利用して防ぎましょう。サングラスは、目を覆う面積が大きいもの、「紫外線透過率」など、紫外線カット効果がはっきりと示されているものを選びましょう。

 

『40歳になったら眼科で検診を』 気になる目の病気


目の病気は中高年から多くなるといわれています。老眼と思っていたら、病気が隠れていたということもあるので注意が必要です。気になる症状がある場合は、必ず眼科を受診しましょう。人間ドックや眼科の検診も定期的に受けましょう。

■白内障■ 誰にでも起こり得る老化現象
水晶体が白く濁ってくる病気で、目がかすむ、視力が低下する、まぶしく感じるなどの症状があります。多くの場合は加齢が原因で起こります。紫外線を防ぎ、食事の栄養バランスを整えることで進行を遅らせることができるといわれています。

■緑内障■ 40歳以上の約20人に1人が発症
視神経が障害される病気で、文章の一部が読めなくなるなど視野が欠ける症状が起こります。症状が進むと失明の危険もあります。初期のうちは自覚症状が現れにくいので、定期的に検診し、早期発見につとめることが大切です。

■加齢黄斑変性■ 高齢者の失明原因になる病気
網膜の中心部の「黄斑部」に障害が起こる病気。視力低下や、視野の中心部が見えにくくなる、ゆがんで見えるなどの症状が起こります。加齢、喫煙、光刺激などが発症に関与しているとされています。生活習慣を整え、予防しましょう。

<取材協力>
東京都眼科医会 常任理事 前田利根先生
<参考文献>
『別冊NHKきょうの健康 中高年の目の病気』(日本放送出版協会)
『五訂増補食品成分表』(女子栄養大学出版部)
『きょうの健康 2008年3月号「目の乾燥にご用心 ドライアイ」』(日本放送出版協会)
『きょうの健康 2009年3月号「つらい目の乾き ドライアイ」』(日本放送出版協会)
『調剤と情報 2004年6月号「虫刺されのセルフメディケーション」』(じほう)
 
 

情報提供:クラスA ゲンキとキレイ


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