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3月健康:すぐに役立つ健康アロマテラピー

ic_bud.gif心に、体に、暮らしに。香りを取り入れてみませんか?

kenkou1003好きな香りに包まれてほっと一息。ストレスの多い現代社会では、リラックスできるひとときを見つけることが誰にとっても大切です。しかし、忙しくてくつろげる時間を取れないという方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、手軽に始められるセルフケア、アロマテラピーです。アロマテラピーは、リラクゼーションやリフレッシュはもちろん、美容・健康維持、疲労回復に役立つ自然療法。この春は、自然の香りで心と体をほぐしてみませんか。

■アロマテラピーの歴史
香りは昔から儀式や治療に使われてきましたが、「アロマテラピー」として確立されたのは今からおよそ100年前。フランスの化学者が実験中に火傷を負い、その患部をラベンダー精油に浸したところ傷が早く治癒したことがきっかけといわれています。その後、ヨーロッパ各国へ波及し、研究が重ねられ心身への多様な効果が明らかになりました。

■用意するもの
アロマテラピーの基本は、精油を活用すること。精油とは植物から揮発性の芳香成分を抽出し、ギュッと凝縮したものです。
▼香りの種類は、下記をご覧ください。

※香りによっては、妊娠中・授乳中、高血圧やてんかんで治療中の方には適さないものがあります。買うときにお店の人に相談しましょう。乳幼児への利用も控えましょう。

ic_bud.gif【初級編】精油1本でOK かんたんアロマ

普段の生活のちょっとした時間で楽しめるのがアロマテラピーです。お好みの精油でぜひお試しください。

■毎日手軽にリフレッシュ
洗面器に40~50℃くらいのお湯を張り、精油を数滴垂らし、蒸気とともに香りを吸い込みます。気分を鎮める、意欲を高める、リフレッシュするなど、精油の持つ効果を簡単に実感できる方法です。※一気に吸い込まないようにしましょう。

■仕事中の眠気覚ましに
ペパーミントなど、スーッとするメントール系の香りを、ハンカチやコットンに1滴染み込ませ、眠気を取り払いたいときに香りを嗅ぎましょう。好きな香りを常備しておけば、気分転換にも役立ちます。

■花粉症のつらい症状に
スーッとする香りは鼻通りもスムーズにしてくれます。精油をごく少量(~1滴)含ませたガーゼをマスクに挟んでみましょう。精油は肌の刺激になることがあるので、肌に直接触れないよう、内側につけましょう。

■眠れないときに
ラベンダーなどリラックス効果のある香りは、お休み前に、たかぶった神経を鎮めるのに効果的です。精油をハンカチなどに垂らし、枕の下に忍ばせておきましょう。旅先でも便利です。

■緊張やイライラに
新しい季節、慣れない環境で、緊張や不安が多い…、そんなときはマグカップなど小さな容器にお湯を入れ、好みの精油を1滴落として、目を閉じて香りを嗅いで、心を落ち着かせましょう。

■衣服の健康にも
ラベンダーは、昔から防虫に使われてきたハーブ。衣服といっしょに、ラベンダーの精油を含ませたコットンやティッシュを入れておくと、虫よけになります。身につけるときにはほのかな香りで心が和みます。

ic_bud.gif【中級編】使い道を広げて、香りのある生活を

精油をさらに活用して、日常生活で香りの作用を役立てましょう。好きな香りに囲まれるひとときが、心身の緊張を緩和してくれます。

■お部屋で[芳香浴]
香りを空気中に立ちのぼらせて楽しむのが芳香浴。1日の終わりは、好きな香りでお部屋を満たし、ゆっくりとリラックスできる時間を作りましょう。
◎いつもの空間を快適に
<向いている精油…お好みの精油>
お湯を張った洗面器や、ティッシュに精油を垂らすなど手軽な方法でも楽しめますが、アロマポットやディフューザーと呼ばれる専用の道具を使う方法もあります。芳香浴の時間は15分くらいで十分です。好きな香りでお試しください。

■むくみやこりに[マッサージ]
香りと、マッサージの相乗効果が期待できる、精油を使ったオイルマッサージ。精油をオイルと混ぜて肌に塗ることで、成分が皮膚から浸透し、体内に運ばれます。

《マッサージオイルの作り方》

オイル30mlに対し、精油約6滴を混ぜます。一度に使い切れる量を作りましょう。精油を混ぜるオイルは、ホホバ油※、スイートアーモンド油など、スキンケア用の100%天然のオイルがよいでしょう。食用のオイルは使用しません。
※ホホバ油は、冬など気温が低いときは白く固まることがありますが、手で温めれば元に戻ります。

◎足のむくみをやわらげる
向いている精油…グレープフルーツ・オレンジスイート・ペパーミント
気になる足のむくみは、足先からひざへ向かって下から上へマッサージしましょう。マッサージでリンパの流れを促進することで、老廃物や水分などが排泄されやすくなります。血行がよくなるお風呂上がりがおすすめです。

◎肩こりをほぐす
向いている精油…ペパーミント・ラベンダー・ローズマリー
香りの作用で心身をリラックスさせ、筋肉をほぐすことは、肩こりの解消につながります。マッサージオイルで肩をやさしくなでるようにマッサージしましょう。事前に蒸しタオルなどで患部を温めておくとより効果的です。
※グレープフルーツやレモンなど柑橘系の精油は、肌につけて日光に当たるとシミの原因になることがあります。肌につける場合は、夜だけの使用にとどめましょう。

■お風呂に[アロマバス]
まだまだ寒さが気になるこの時期、お湯につかってしっかり体を温めましょう。好きな香りの精油があれば、バスタイムも楽しくなります。

◎香りのお風呂でリラックス
<向いている精油…お好みの精油>
お好みの精油を2~3滴お湯に混ぜるだけで、香りの効果も得られるアロマバスに。精油をオイルと混ぜてバスオイルにしてからお湯に入れる方法、塩と混ぜてバスソルトにしてから入れる方法もあります。ゆっくり体を温められる、ぬるめの半身浴がおすすめです。
※塩によって浴槽の金属部分が傷むことがあります。塩を入れた場合は、長時間加熱しない ようにし、使用後はなるべく早くお湯を抜き金属部分を洗浄しましょう。

◎寝る前におすすめ 足浴
<向いている精油…レモン・オレンジスイート・ローズマリー>
足だけをお湯につける足浴は、全身の入浴ができないとき、お休み前に足の冷えが気になるときなどにおすすめです。バケツにお湯を張り、精油を1~3滴加えてよく混ぜてつかります。足浴を終えたら、すぐに靴下をはき、熱を逃さないようにしましょう。

■そうじに[ハウスケア]
植物は害虫から身を守るために虫が避ける成分を放出するので、精油の多くに虫よけ作用があります。香りの効果で家事も楽しくなるかもしれません。

◎抗菌作用を生かして拭きそうじ
<向いている精油…ティートリー>
抗菌作用を生かして、台所の虫よけに活用できます。バケツの水に1滴精油を垂らし、その水でぞうきんを絞って拭きそうじを。古くなった精油をそうじ機のフィルターに1滴垂らす方法もあります。

◎自然の香りで家の中を消臭
<向いている精油…お好みの精油>
スプレーボトルに薬局などで売られている無水エタノールを入れ、お好みの精油を混ぜればルームスプレーの出来上がり。香りの消臭作用を利用して、部屋や玄関、トイレなどの気になる臭いをリフレッシュしましょう。

ic_bud.gif【香りカタログ】

◆好きな香りを見つけよう エッセンシャルオイル
香りの効果を得るために、精油は天然の良質のものを使いましょう。また、初めて利用する精油は、アレルギー等が起きないかどうかパッチテスト※を行うことをおすすめします。
※腕などに数時間つけて赤くなったりしないかを確かめる方法

<ラベンダー>
●親しみやすい花の香り
マルチな効果で使いやすい
神経の緊張をやわらげ、肩こりや腰痛などの症状、怒りや迷いなどの解消に役立つといわれます。消炎作用や抗菌作用も知られています。

<オレンジスイート>
●甘くフレッシュな香り
心を落ち着かせてくれる
ストレスから起こる胃腸の不調や、不安や孤独感による不眠症などに働きかけるとされています。子どもの気持ちを和ませる効果も知られています。

<ゼラニウム>
●バラに似た、女性に人気の香り
心身のバランスを整えてくれる
ホルモン分泌や皮脂分泌のバランスや、心のバランスを整えるとされています。生理痛や、更年期の憂うつ感の緩和にも効果が期待できます。

<グレープフルーツ>
●さわやかで甘酸っぱい香り
むくみ対策におすすめ
リンパを刺激して、体液の循環を促すとされ、マッサージに使うと疲労回復やむくみ解消に効果が期待できます。心をリフレッシュする作用もあるといわれます。

<ローズマリー>
●スッキリと刺激的な香り
“若返りのハーブ”という異名も
血液の巡りをよくして、肩こりや腰痛の緩和をサポートします。記憶力や集中力を高めるのを助けるとされ、脳の老化予防にも効果的。

<ペパーミント>
●メントールの清涼感ある香り
眠気や不調をスッキリと
胃の痛みや便秘など、消化器系の不調の緩和や、筋肉痛などの痛みの緩和を助ける作用があるとされています。眠気覚ましや気持ちのリフレッシュにも効果的です。

<フランキンセンス>
●エキゾチックで神秘的な香り
落ち着きを取り戻す
昔から瞑想の助けに用いられてきた香りです。ストレスにより浅くなった呼吸を、ゆったりとした深い呼吸に戻すのに役立ちます。

<ティートリー>
●ツンとした清潔な香り
消臭・消炎作用が高い
免疫機能を高める作用のほか、細菌や真菌、ウイルスに対する抗菌力や消炎作用があるとされています。筋肉痛などの緩和にも用いられます。

○参考文献
『医師がすすめる「アロマセラピー」決定版』(川端一永・横山信子・吉井友季子著/マキノ出版)
『ベーシック アロマテラピーの事典』(林真一郎編/東京堂出版)
『日本薬剤師会雑誌 第58巻 第2号』(日本薬剤師会)
『アロマテラピーパーフェクトガイド』(塩屋紹子監修/翔泳社)

情報提供:クラスA ゲンキとキレイ

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