食中毒というと、夏場に多く発生する病原性大腸菌やサルモネラ菌などによる「細菌性食中毒」をイメージするかもしれませんが、冬場も夏場と同じように注意が必要です。
ノロウイルスによる食中毒は、11月~2月の冬季がピークとなります。
家庭でできるポイントを抑え、食中毒を予防しましょう!
<家庭でできる食中毒予防のポイント>
①食品の購入
・消費期限などの表示をチェック
・肉、魚はそれぞれ分けて包む(できれば保冷剤、氷などと一緒に)
・寄り道しないでまっすぐ帰る
②家庭での保存
・帰ったらすぐ冷蔵庫へ
・冷蔵庫に入れるのは7割程度に
・冷蔵庫は10℃以下に維持
・冷凍庫は-15℃以下に維持
③下準備
・包丁などの器具、ふきんは洗って消毒
・冷凍食品の解凍は冷蔵庫で
・包丁で肉、魚を切ったら洗って熱湯をかけておく
・こまめに手を洗う
④調理
・加熱は十分に(めやすは中心部の温度が75℃で1分間以上)
・台所は清潔に
・電子レンジを使うときは均一に加熱されるようにする
・調理を途中で止めたら食品は冷蔵庫へ
⑤食事
・食事の前に手を洗う
・盛り付けは清潔な器具、食器を使う
・長時間室温に放置しない
⑥残った食材
・清潔な器具、容器で保存
・早く冷えるように小分けする
・温めなおすときは十分に加熱する
「食中毒予防の6つのポイント」(厚生労働省)をもとに株式会社クラスAネットワーク作成