啓蟄(けいちつ) 山菜の苦みが体に春を感じさせる

今日3月6日は啓蟄(けいちつ)。ようやく暖かくなって、土の中にいた虫たちが姿を現しだします。

虫たちだけでなく、せりやわらび、ぜんまいといった春の山菜も揃い始めます。

春の山菜には独特の苦味があります。この苦味はポリフェノールなのだとか。ポリフェノールには抗酸化作用や、血行を促す作用があると言われています。

昔から「春の皿には苦味を盛れ」といいます。眠っていた冬の体を目覚めさせ、春からいきいきと過ごす体に整えていくのに、春の山菜が役立っていることを先人たちは知っていたのでしょう。